ホノルル経由のアメリカ本土はあり？ハワイアン航空の格安航空券でアメリカ旅行

料金が安いなら十分に検討する価値があります。ただし、経由便ならではのメリットとデメリットがあるので、自分の旅のスタイルに合っているか確認するといいでしょう。

おすすめポイント
ハワイアン航空を利用する最大の魅力は価格の安さです。直行便より安いことが多く、特にロサンゼルスなどの西海岸行きではコストを抑えやすいです。さらに、ちょっとしたハワイ気分も味わえます。乗り継ぎ時間が長ければ、観光することも可能（ESTAが必要）。トランジットだけでも、南国を感じられるのは魅力です。

注意すべきポイント
時間がかかるというデメリットがあります。直行便なら10～12時間で着くところ、ホノルル経由だと合計で15時間以上になることも。また、米国内線区間の座席指定が有料になることが多い点にも注意。国際線では無料で座席指定できても、ホノルルから本土では追加料金が発生する場合があります。

こんな人におすすめ
とにかく安く行きたい → 直行便より大幅に安い
ハワイをちょっと楽しみたい → 乗り継ぎ時間が長いなら楽しめる
荷物が多い → 受託手荷物1個無料なので米系よりコストが抑えられる

乗り継ぎの快適さやホノルルでの入国手続きの利便性が高く評価されています。ただし、北米線の機内サービス内容が国際線と異なる点や、乗り継ぎ時の手続きに関する注意点も報告されています。

快適な乗り継ぎ
フライト時間が分割され体の負担が少ない。ホノルルで入国審査を済ませるので、本土到着時はスムーズ。
機内サービスの違い
国内線はイヤホンが有料、機内食が軽食だった。
入国審査の流れ
ホノルルでの乗り継ぎ時、入国審査後に預け入れ荷物を一度ピックアップし、再度預ける必要がある。

ホノルル経由の場合とアメリカ本土での入国手続きには、いくつかの違いがあります。

比較的スムーズな入国審査
ーホノルル空港はアメリカの入国審査を行う必要があるが、本土の大空港（LAXやJFKなど）に比べると混雑が少ない傾向。
手荷物のピックアップが必要
ーホノルル到着時に預け入れ荷物を受け取り、税関を通過後に再度預け直す必要がある。手続き自体はスムーズだが、移動距離が長く感じることも。
本土到着後は国内線扱い
ーホノルルでアメリカへの入国を済ませるため、本土到着後は国内線扱いとなる。国内線ターミナル間の移動が少なくて済む。

特にロサンゼルスやサンフランシスコ行きなら、入国審査のスムーズさや国内線扱いのメリットを考えると、ホノルル経由も悪くない選択肢です。

はい、されています。ホノルル⇔アメリカ本土の便は国内線扱いのため、ハワイアン航空の日本発着の国際線と比べると、機内サービスが簡素化されています。

1.機材が小型になることが多い
ー日本線はA330が多いが、本土線はA321neoなどのナローボディもある
2.エンタメ設備が簡素化
ーA330は個人モニター付きだが、A321neoはモニターなし
3.機内食は軽食
ー国際線と国内線では食事内容が異なる

ハワイアン航空のホノルル⇔本土線は、日系キャリアの国内線よりも簡素で、LCCに近いサービスになります。特に機内食が有料な場合や、エンタメがない機材がある点は注意が必要です。

日本人乗客の割合に関する具体的なデータは公表されていないのでわかりません。しかし、一般的な傾向として、ホノルルからアメリカ本土への便では、日本人乗客の割合は比較的少ないと考えられます。

多くの日本人旅行者はハワイを目的地としており、ホノルルから本土へのフライトでは、現地のアメリカ人が主な乗客層となる傾向があります。

今まで触れていないポイントをいくつか挙げてみます。

1. ホノルルの入国審査でESTAの問題が発生しやすい
ホノルルは日本人観光客が多い空港ですが、意外と入国審査は厳しい傾向があります。特に、ESTAの申請ミスや過去の滞在履歴に問題があると、追加審査に回されることがあるので注意して下さい。本土直行便よりも観光目的の乗客が多いためか、「本当にアメリカ本土まで行くのか？」と聞かれることもあります。

2. 乗り継ぎ時に免税品の持ち込み制限に注意
日本の空港で免税品を購入しても、ホノルルで一度荷物をピックアップする際に没収される可能性があります。特にアルコール類や液体物は要注意で、国際線から国内線に乗り継ぐ際に機内持ち込みできなくなるケースがあります。乗り継ぎ後の国内線でのルールを確認しておきましょう。

3. ホノルル空港の乗り継ぎが意外と面倒
ホノルル空港はターミナル間の移動が分かりにくいことで有名です。日本線の到着ターミナル（ターミナル2）と本土行きの国内線ターミナル（ターミナル1）が少し離れているため、移動に時間がかかります。特に、アメリカの空港は案内が雑なので、初めての人は迷いやすいく、事前に空港のマップを見ておくと良いでしょう。

4. 帰国時はホノルルのセキュリティが厳しい
日本からアメリカ本土へ行く場合は普通ですが、アメリカ本土→ホノルル→日本の帰国便では、ホノルルでかなり厳しいセキュリティチェックを受ける可能性があります。これは、ハワイ経由の乗客が「アメリカからの密輸ルート」と見なされやすいためで、本土からハワイに入る際、手荷物検査が厳しくなることがあります。

総合的に見ると、ホノルル経由は「わざわざ選ぶほどのメリットは少ない」というのが正直なところです。ホノルル経由を考える理由は主に価格の安さですが、以下の点を考えると、そこまでおすすめできるルートではないかもしれません。

乗り継ぎの手間が多い
ーホノルルでの入国審査＋荷物の受取り＋再預けが必須
ー空港の導線が分かりにくく初めてだと迷う可能性あり

国内線区間のサービスが簡素
ーホノルル⇔本土はアメリカ国内線扱いなので、機内サービスの質が落ちる
ービジネスクラスも、日本線のようなフルサービスではなく簡素

意外と時間がかかる
ー直行便なら10～12時間だが、ホノルル経由は待ち時間を含め15時間以上
ー乗り継ぎ時間が長いとかえって疲れる

ハワイアン航空の評価が微妙
ー日本発着の路線はまだ良いが、アメリカ国内線の評価が低め
ー東アジア経由（ソウル、台北、香港など）と比べて評価が劣る

価格が圧倒的に安いならホノルル経由もアリ。でも、快適さや時間を考えると直行便や東アジア経由のほうが良いと思います。