マカオへは直行便or香港経由？マカオ空港か香港空港からバス・フェリー利用

どちらのルートが良いかは、予算・時間・利便性のどれを重視するかで変わります。それぞれのメリット・デメリットを比較してみます。

直行便（成田/関空/福岡→マカオ）
メリット
ー最も早く到着（フライト時間は約4～5時間）
ー香港経由のフェリーやバス移動が不要
ーマカオ国際空港から市内まではタクシーやバスですぐ
デメリット
ー運航本数が少ない（特に地方からは乗り継ぎが必要）
ー香港経由より航空券が高めになることが多い

香港経由（香港国際空港 → マカオへ移動）
メリット
ー航空券が安いことが多い（LCCの選択肢も多い）
ー便数が多い（成田・羽田・関空・名古屋・福岡など各地から運航）
ー香港観光を絡めることも可能
デメリット
ー香港からマカオまでの移動が必要（フェリーやバスで約1～2時間）
ー乗り継ぎが発生するためトータルの移動時間は長くなる

時間優先 → 直行便（高くてもすぐ着きたい人向け）
コスパ優先 → 香港経由（LCCも利用でき、香港観光も可能）

個人的には、旅程に余裕があれば香港経由もアリですが、短期滞在なら直行便が楽です。どちらを選ぶかは、予算と移動の手間をどう考えるか次第ですね。

一般的に、日本からマカオへ行く人は「香港経由」を選ぶことが多いです。理由としては以下の点が挙げられます。

1.航空券が安い
直行便は便数が少なく、LCCの選択肢が少ないため、高くなりがち
香港行きのLCC（Peach、HK Express）なら、往復2～3万円台

2.フライトの選択肢が豊富
日本各地から香港行きの便が多く、好きな時間帯を選びやすい
直行便は限られた都市からしか出ていない

3.香港観光を組み合わせる人が多い
マカオへ行く人は香港にも1～2泊滞在して観光を楽しむ人が多い
せっかく行くなら香港もと考える人には魅力的なルート

直行便を選ぶ人は 「時間を最優先」するビジネス客やカジノ目的の富裕層、短期旅行者に多いです。

「香港での乗り継ぎやフェリー移動が面倒」
「とにかく最短でマカオに行きたい」
「荷物が多いので移動を減らしたい」

カジノ目的でマカオへ行くなら、直行便のほうが圧倒的に便利です。

カジノ目的なら直行便をおすすめする理由
1.マカオ到着が早い
2.移動の手間が少ない
3.荷物が多い場合も楽
4.ホテルの無料送迎バスが便利
5.短期滞在に最適

移動時間の短さが最大のメリットです。成田や関空からの直行便を利用すれば、フライト時間はおよそ4～5時間。空港到着後も、マカオ市内やコタイ地区のカジノホテルへはタクシーやホテルの無料シャトルバスですぐに移動できるので、ストレスなく目的地にたどり着けます。「とにかく早くカジノに行きたい」「移動の手間を減らしたい」と考えるなら、直行便を選ぶほうが断然おすすめです。

マカオ発の日本行き直行便は朝の便が多いため、最終日がほぼ移動だけになってしまうのがネックですね。特にカジノ目的で訪れる場合、前日も遅くまでプレイしたい人が多いので、朝早くホテルを出発しなければならないのはもったいなく感じるかもしれません。この問題を解決する方法として、香港経由で帰国するルートを検討するのもアリです。

香港経由を選ぶメリット
ー夜までマカオで遊べる → フェリーやバスで深夜に香港へ移動すれば、最終日を有効に使える
ー深夜発の便が利用できる → 香港エクスプレスなどLCCは夜遅くの便があり、マカオを最大限楽しんでから帰国可能
ー香港で1泊してリフレッシュ → 最終日は香港に滞在し、グルメや観光を楽しんでから翌日の便で帰る選択肢も

香港とマカオの移動は、初心者でも十分可能です。ただし、事前にルートを把握しておく必要はあります。バスやフェリーの選択肢が多いですが、それぞれの特徴を知っておくと、自分に合った方法を選びやすいです。

① 港珠澳大橋シャトルバス
港珠澳大橋を通るシャトルバスを利用すれば約40～50分
運賃は片道65HKD（約1,200円）と安い
24時間運行しているので、深夜・早朝の移動にも対応可能
ただしバスの乗り換えが必要
スカイピアから入国審査を通らずにバスに乗る方法も

② フェリー
香港とマカオを結ぶフェリーは香港島発着
日本語で予約できるサイトもある（KKday、Klook など）

日本人旅行者にはバスの方がラクです。香港島まで移動する必要がなく、安い料金で24時間使えます。ただし、香港口岸やマカオ口岸からさらに移動する必要があるので、初心者には少しわかりづらいかもしれません。

基本的には、香港経由の方が安いですがケースによります。香港経由は安めの傾向ですが、フェリーやバス代がかかるので、総額で考える必要があります。

マカオ直行便（日本 → マカオ）
航空券：40,000～70,000円（往復）
ー需要が高い時期（週末や連休）は料金が高騰しやすい
ー主要ホテルの無料シャトルバスを利用すれば0円
合計：40,000～70,000円

香港経由（日本 → 香港 → マカオ）
航空券：30,000～60,000円（往復）
ー香港行きの便は競争が多く、LCCを利用すれば安くなる
ー香港エクスプレスなら往復30,000円台も可能
ーフルサービスキャリア（JAL・ANA・キャセイ）は50,000円～

①香港フェリー経由（上環発）
ー空港 → 上環：約1,800円
ーフェリー代（上環 → マカオ）：約3,000円
合計：4,800円（片道）×2 ＝ 約9,600円

② 港珠澳大橋バス経由
ー空港 → 香港口岸（B4バス）：約120円
ー香港口岸 → マカオ口岸（シャトルバス）：約1,200円
ーマカオ口岸 → 市内（タクシー or 無料シャトルバス）
ー無料シャトルバス利用0円、タクシーなら約1,500円
合計：約1,320～2,820円（片道）×2 ＝ 約2,640～5,640円

マカオ直行便合計：40,000～71,500円
香港経由（フェリー）合計：39,600～69,600円
香港経由（バス）合計：32,640～65,640円

香港経由（特にバス利用）が最も安い傾向です。特にLCCを利用できるなら香港経由が圧倒的にコスパが良いですね。

もし「とにかくラクに行きたい＆移動を減らしたい」なら、マカオ直行便を選びます。でも、「コスパを重視して、少し手間がかかっても安く行きたい」なら、香港経由（バス利用）ですね。現状では、メリット・デメリットが拮抗しており、どちらを選ぶかは個人の価値観次第ですね。

ポイントは「時間を買うか、お金を節約するか」
時間重視なら直行便（移動のストレスなし）
費用重視なら香港経由（特にバス）（安く済むが少し手間）

ただし、マカオ発の帰国便が朝早いことを考えると、「行きはマカオ直行便、帰りは香港経由」という選択肢もアリだと思います。行きは「時短＆快適重視」でマカオ直行便、帰りは「フライトの選択肢を広げる＆スムーズに移動する」ために香港経由。このプランなら、マカオを満喫しつつ、帰国の移動をスムーズにできるのでおすすめです。