ITAエアウェイズとANAどちらがいい？イタリア旅行のおすすめ｜ローマ・ミラノ直行便

イタリア旅行でどちらを選ぶべきかは、重視するポイントによりますが、結論から言うと「現地の雰囲気を味わいたいならITAエアウェイズ、快適さ・安心感ならANA」という選び方がベストです。

ITAエアウェイズ
イタリアのフラッグキャリアで、イタリアらしいデザインの機内と食事が魅力。特に、イタリアの雰囲気を味わいながら旅をしたい人にはおすすめで、機内食には本場のパスタやエスプレッソが提供されることも。ただし、サービスの質や遅延・欠航のリスクを考えると、ANAの方が安心感があります。

ANA(ミラノ便)
サービスの質が安定していて、日本語対応も充実しています。機材はボーイング787-9で、シートの快適さや機内食の品質も期待できます。ANAの強みは、乗り継ぎや遅延時の対応の良さ、日本の航空会社らしいきめ細かいサービスですね。長時間フライトでもストレスが少なく、旅のスタートを快適に切れます。

どちらを選ぶべきか？
価格を抑えたい＆イタリアらしさならITA
快適な直行便＆確実なサービスならANA

ANAの方が高い評価を受けています。ANAは、サービスの質、定時運航、機内設備の充実度などで高い評価を得ており、特に日本人利用者にとって安心感があります。一方で、ITAエアウェイズは、欠航や遅延、サービスの質に対する不満の声も見られます。

総合的に見ると、安定したサービスと高い満足度を求める場合はANAが適していると言えます。一方、ITAエアウェイズはイタリアらしい機内体験を提供していますが、サービスの安定性や運航の信頼性において課題があると指摘されています。

ITAエアウェイズ
エコノミークラス：ITAエアウェイズのエコノミークラスは、シートピッチが約31インチ（約79センチ）と標準的ですが、利用者からは座席の清掃状況や快適性に関してばらつきがあるとの報告があります。一部の利用者からは、座席の汚れや壊れが指摘されています。

エコノミーコンフォート：追加料金で、より広い座席を選択できます。長時間のフライトを快適に過ごしたい場合には、このオプションを検討する価値があります。

ビジネスクラス：詳細な情報は限られていますが、一般的にビジネスクラスでは広い座席や高品質なサービスが提供されると考えられます。

ANA（全日本空輸）
エコノミークラス：ANAのエコノミークラスは、シートピッチ（座席間隔）が約31〜34インチ（約79〜86センチ）と、比較的ゆとりがあります。座席には個人用モニターが設置され、多彩なエンターテインメントを楽しめます。また、USBポートや電源コンセントも備わっており、長時間のフライトでも快適に過ごせます。

プレミアムエコノミー：エコノミークラスよりさらに広いシートピッチ（約38インチ、約96センチ）を提供し、リクライニング機能も強化されています。優先搭乗や専用アメニティなど、追加のサービスも受けられます。

ビジネスクラス：フルフラットシートを採用し、プライバシーを重視した配置となっています。高品質な機内食や充実したアメニティが提供され、快適性と利便性が高いと評価されています。

総合的に、座席の快適性や機内設備の充実度においては、ANAが優れていると評価されています。特に長時間のフライトでは、座席の広さや清潔さ、エンターテインメント設備の充実度が重要な要素となります。一方、ITAエアウェイズを利用する場合は、エコノミーコンフォートなどのオプションを検討することで、快適性を向上させることができます。

ITAエアウェイズ
エコノミークラス：イタリアらしいメニューが提供されます。具体的には、トマトソースのパスタや前菜、デザートなどが含まれます。利用者の口コミによれば、「普通に美味しかった」との声があり、特にパスタの品質に満足しているようです。

ビジネスクラス：詳細な情報は限られていますが、エコノミークラスよりも充実したメニューが提供されると考えられます。イタリアの伝統的な料理や高品質なワインなど、本場の味を楽しめる可能性があります。

ANA
エコノミークラス：和食と洋食の選択肢が提供され、季節感や地域の特色を取り入れたメニューが特徴です。日本の航空会社ならではの繊細な味付けや盛り付けが評価されています。また、特別食のリクエストにも柔軟に対応しており、アレルギーや宗教的な制限にも配慮が行き届いています。

ビジネスクラス：有名シェフとのコラボレーションによる高級感あふれるメニューが提供されます。和食・洋食のコース料理が選択可能で、厳選された食材と洗練されたプレゼンテーションが特徴です。また、豊富なドリンクメニューやデザートも用意されており、レストランさながらの食事体験が楽しめます。

総合的に、ANAは日本らしい繊細で多彩なメニューを提供し、特別食への対応も充実しています。一方、ITAエアウェイズはイタリアの雰囲気を感じられるメニューが特徴で、特にパスタ料理に定評があります。機内食においても、ANAは安定した品質とサービスを提供しており、ITAエアウェイズはイタリアらしさを楽しみたい方に適しています。

ITAエアウェイズはローマ・フィウミチーノ空港、ANAはミラノ・マルペンサ空港に到着するため、それぞれの空港の特徴と利便性を比較してみます。

ローマ・フィウミチーノ空港
ターミナル設備が充実しており、ショッピングエリアやレストランの種類が豊富なので、ワインやイタリアブランドのショッピングが楽しめます。また、イタリア各地（ナポリ、フィレンツェ、ベネチアなど）や、ヨーロッパ主要都市への便が多く、乗り継ぎに便利です。
一方で、フィウミチーノ空港はヨーロッパの中でも手荷物の紛失が多い空港の一つで、特にITAエアウェイズの評判はやや不安定です。また、到着時の入国審査が混みやすく、ハイシーズンには1時間以上かかることも。加えて、設備の古い部分が残っていたり、スタッフの対応がラフなことがあります。

ミラノ・マルペンサ空港
ANAを利用すれば手荷物の取り扱いも比較的安心です。一方で、ミラノ発の国内線は、ローマに比べるとやや少ない。特に南イタリア（ナポリ・シチリア方面）に行く場合は、ローマ経由の方が便利なことも。

やはり、快適さと安心感ではANAでミラノへ。ローマや南イタリアを中心に旅行したいなら、フィウミチーノ空港に降りるのが便利です。

ここまで座席・機内食・出発時間・乗り継ぎのしやすさなどを比較してきましたが、それ以外にもいくつか気になるポイントがあります。最終的な判断材料として、サービスの質・遅延や欠航のリスク・受託手荷物のルールなどを比較してみましょう。

1. 機内サービス
ITAエアウェイズ
・CAの対応や機内設備の状態が一定でない
・ローマ発は機内食が落ちる、清掃が甘いという声

2. 遅延・欠航のリスク
IATエアウェイズ
・遅延や手荷物の紛失・破損の報告が比較的多い
・最低限の荷物は手荷物に

3. 航空券の価格
ITAエアウェイズ
・比較的安価なのでコスト重視におすすめ
ANA
・やや高めだがサービスや快適性重視なら

私ならANAのミラノ便を選びます。ANAは、日本の航空会社としての高いサービス品質が保証されています。エコノミークラスでも座席の広さや機内サービスが安定しており、長時間のフライトでも快適に過ごせる点が大きな魅力です。

また、遅延や手荷物の取り扱いに関して安定しており、トラブルが少ないという点で大きな安心感があります。旅行中の不安を減らしたいという人には、ANAのような安定した航空会社を選ぶことが賢明だと思います。特にフライトが長い分、機内での快適さやサービスの質が重要になります。

私は、安心感と快適さを重視したいと思うので、価格が少し高くても、長時間のフライトや到着後の不安を軽減できるなら、その分のコストは十分に価値があると感じます。特に、不安なく旅行を楽しむためには、信頼できる航空会社の選択が最も重要だと思うのでANAを選びます。