バリ島とセブ島ならどちらがおすすめ？東南アジアの人気リゾート地を比較

バリ島とセブ島には、それぞれの魅力があり、旅行スタイルや好みによって選択が変わります。特徴を見ていきましょう。

バリ島（インドネシア）
・リゾート＋文化体験を楽しみたい人におすすめ
・高級リゾートエリアが充実
・スパやヨガ、ヴィラステイも人気
・ご飯が安くて美味しい
・広いので移動には車が必須

セブ島（フィリピン）
・綺麗な海をメインで楽しみたい人におすすめ
・短期旅行や初めての海外リゾートに合っている
・ジンベイザメと泳げる体験ができる
・アイランドホッピングやダイビングも人気
・リゾートと都市（セブシティ）が近い

リゾートを楽しみつつ異文化体験をしたい人にはバリが、海やマリンアクティビティを楽しみたかったり短期の旅行であればセブが向いています。

旅行者の目的や好みによって変わりますが、総合的にはバリ島の方がやや高い傾向にあります。

バリ島が高い理由
・観光・文化・自然・グルメ・買い物のバランスが取れている
・洗練されたリゾート施設やヴィラ、スパのクオリティが高い
・写真映えするスポットも多く女子旅・カップル旅に人気
・リピーターが多く「また来たい」と感じる人が多い

バリ島 → 観光や滞在全体のクオリティを求める
セブ島 → アクティブで海中心の体験を重視する

それぞれどのような人に向いているかを、「夫婦・カップル」「学生」「年配の方」などの旅行スタイルごとに分けて紹介していきます。

若いカップル → セブ島
新婚旅行 → バリ島
友人旅行 → セブ島
海外初心者 → セブ島
年配夫婦 → バリ島

若いカップルや学生グループなら、アイランドホッピングが楽しめるセブ島が合っています。一方のバリは、高級リゾートや落ち着いた雰囲気が売りなので、夫婦や年配者に向いています。

既に紹介した通り、大人（夫婦・カップル・年配）にはバリ島の方が合っています。その理由を説明していきましょう。

1. 高級リゾートやプライベートヴィラ
1泊数万円〜の高級リゾートや、プライベートプール付きのヴィラが多くあり、プライベートを重視する大人の旅に合っています。インフィニティプール付きのホテルや、森の中の隠れ家のような宿など、静かで上質な空間をぜひ選んでください。

2. 自然・文化・癒しのバランス
大人は単に遊ぶだけの旅よりも、癒されたい・文化を感じたい・景色を楽しみたいというニーズが強い傾向です。バリ島は海だけでなく、ウブドの森や棚田、寺院巡りなど"非日常＋静けさ"を味わえるスポットが多いです。

3. 落ち着いた雰囲気のエリア
セブは街とビーチの距離が近く、便利ですがややにぎやかな印象です。それに対して、バリ島はエリアによって雰囲気を選ぶことができ、例えばチャングー＝おしゃれ、ウブド＝静寂、ヌサドゥア＝高級リゾートなど、自分に合った宿泊体験ができます。

4. 旅行期間が長くても楽しめる
面積が広く、多様な過ごし方ができるため、1週間以上の滞在でも飽きにくいです。海・山・街・田園・文化体験など、組み合わせることで旅行の密度が上がります。

5. 旅慣れた人ほど評価が高い
初心者にも対応していますが、2回目・3回目の海外旅行や、旅慣れた大人たちからの評価が高い傾向があります。「バリ島には何度行ってもまた行きたくなる」と言われる理由のひとつです。

ビーチだけでも楽しめますが、きれいな海＝アイランドホッピング先という傾向が強いのは事実です。セブ島の"海"について紹介していきましょう。

セブ本島ビーチの特徴
・セブ市内の海はそれほど綺麗ではない
・高級ホテルのプライベートビーチなら綺麗に整備されている
・ビーチでのんびりするなら高級リゾートホテルに宿泊が必要

アイランドホッピングとは？
・小さな離島をボートでめぐる海のツアー
・日帰りで2〜3の小島を訪れ透明度の高い海で泳げる
・ツアー料金は3,000〜5,000円が目安
・参加すればクリスタルブルーの海と白い砂浜を満喫できる

ツアーでよく訪れる島
ナルスアン島：桟橋が長くて有名。魚が多い
ヒルトゥガン島：透明度抜群。ダイビングポイント
カオハガン島：日本人が有名にした“何もない島”

綺麗な海で泳ぎたかったり、写真で見るような体験がしたかったらアイランドホッピングに参加する必要があります。午前にアイランドホッピングをして、午後はビーチやプールを楽しむというスケジュールです。

私ならバリ島を選びます。せっかくの海外旅行を、ただのリゾートでは終わらせたくないという気持ちがあるからです。

南国感だけで終わらない奥行き
ビーチリゾートとしての魅力はもちろん、寺院や棚田、スパ、カフェ文化など、五感で楽しめる要素が多く、ただ海で遊んだだけではなく、旅らしい体験をしたという満足感が残ります。

ひとつの島に“違う世界”が共存
「スミニャック：おしゃれで都会的なリゾート」「ウブド：自然と伝統文化に包まれた癒しの空間」「ヌサドゥア：静かな高級エリア」これらを1回の旅行で味わえるので、あれもこれもしてみたいという欲張りな気持ちに応えてくれる。

帰国後も語りたくなる
バリ島は、「あのカフェが素敵だった」「あの夕日が忘れられない」「また行きたい」という余韻が残りやすいです。実際にリピーターが多いのも、やはり良い印象が残っていることが大きいです。

でもセブ島の方が気軽に行けるのでは？
それも事実です。ただし、セブ島の海は、ホテルの目の前が必ずしも美しいわけではなく、「透明な海＝ツアーに参加すること前提」の側面があります。一方、バリ島は海に限らず、街・自然・スパ・食など、どんな過ごし方でも"旅になる"のが強み。

バリ島は、質が優れており、精神的な満足感も得られます。一度の旅行で心も体もリセットしたいときには、やはりバリ島がおすすめです。