タイとマレーシアならどちらがおすすめ？人気の東南アジア旅行先を比較

タイとマレーシア、どちらも東南アジアを代表する旅行先ですが、特徴が少し違います。東南アジア初心者向けにバンコクとクアラルンプールに絞って比較していきましょう。

バンコクの魅力
・王宮や寺院、チャオプラヤ川沿いの街並みなど観光資源が豊富
・屋台料理が安くて豊富。タイ料理が好きならなおさら
・街に活気があり刺激的。東南アジアらしいエネルギーを感じる

クアラルンプールの魅力
・近代的な高層ビルと歴史ある建物が共存している
・マレー、中華、インドの文化が混ざり合い食事や街並みが多文化
・英語が通じやすく街全体も落ち着いており初心者にも向いている

東南アジアらしい刺激や非日常感を体験したいならバンコク、安心して都市を歩き多文化に慣れたいならクアラルンプールがおすすめです。

はい、治安の安定感や街並みの整然さという点では、クアラルンプールの方が優れています。

クアラルンプール
治安：置き引きには注意が必要だがバンコクに比べて落ち着いている
街並み：中心部は高層ビルが並び清潔で整った雰囲気
言語：英語が広く通じるため初心者でも安心感がある

バンコク
治安：大きな危険はないが観光地での詐欺やぼったくりタクシーは存在する
街並み：エネルギッシュな反面、渋滞・雑多さなどでごちゃごちゃ感がある

日本に近い安心感や清潔さを求めるならクアラルンプール、東南アジアらしい雑多や活気を求めるならバンコクが向いています。

バンコクは観光地の数やバリエーションでは圧倒的に豊富です。タイは国全体として観光立国の色合いが強く、特にバンコクは、世界有数の観光都市として長年トップクラスの訪問者数を誇っております。

バンコク
寺院系：ワット・プラケオ、ワット・ポー、ワット・アルン
マーケット：チャトゥチャック・ウィークエンドマーケットなど
現代的な観光：アイコンサイアムなど巨大ショッピングモール、屋上バー
日帰り観光：アユタヤ遺跡や水上マーケットなど

クアラルンプール
観光地：ペトロナス・ツインタワー、バトゥ洞窟、セントラルマーケット
観光の規模：市内観光は1日〜2日で一通り回れる程度

寺院や遺跡、マーケット、リバークルーズ、グルメ、マッサージなど、バンコクは観光資源が幅広く揃っています。観光を中心に考えているならバンコクが適しており、一方のクアラルンプールは都市の雰囲気や多様性が長所です。

先ほど紹介した通り、「東南アジアらしさを感じたいならバンコク」「近代都市を見たいならクアラルンプール」という認識で良いです。では、これを旅のスタイルごとにまとめてみましょう。

一人旅
冒険心が強ければバンコク、安心重視ならクアラルンプールです。バンコクは、屋台やナイトマーケットを気ままに歩け、寺院や街歩きも一人で楽しみやすいです。バックパッカー文化も根付いており、同じ旅行者との交流の場も豊富にあります。クアラルンプールは、治安面で安心感があり、英語も通じやすいので一人でも不安が少ないのが利点。街がコンパクトで回りやすいです。

夫婦旅行
アクティブ派ならバンコク、落ち着いた雰囲気を求めるならクアラルンプール。バンコクは、観光地巡りやリバークルーズ、スパ、ホテルステイと盛りだくさん。非日常を一緒に楽しみたいカップルにぴったりです。クアラルンプールは、ツインタワー夜景ディナー、落ち着いたリゾートへのアクセスなど、ゆったり過ごしたいご夫婦に向いています。

友達同士の旅行
友達と盛り上がりたいならバンコク一択。バンコクは、屋台巡りやショッピング、ナイトマーケット、エンタメなど仲間とワイワイ楽しむ要素が豊富。クアラルンプールは、街歩き中心で楽しめますが、エンタメ面ではバンコクに劣ります。

家族旅行
家族旅行ならクアラルンプールの方が安心。バンコクは、子供には刺激が強い面もあり、移動や渋滞のストレスが気になることも。観光名所が多い分、ハードになりやすいです。クアラルンプールは、街が整っており移動もしやすく、英語が通じる安心感があります。子供連れやご年配連れでも落ち着いて楽しめる行き先です。

一人 → バンコク（刺激）／クアラルンプール（安心）
夫婦 → バンコク（非日常）／クアラルンプール（落ち着き）
友達 → バンコク
家族 → クアラルンプール

私ならバンコクを選びます。東南アジアらしさを味わえる点が大きいです。

1. 観光のバリエーションが豊富
王宮や寺院といった歴史的建造物、ナイトマーケットやショッピングモール、川沿いのクルーズなど、東南アジアらしさを凝縮して体験できます。初めての海外旅行でも「来て良かった」と感じやすいです。

2. 非日常感を強く味わえる
クアラルンプールは都会的で整っていて安心感はありますが、東京やシンガポールに近い印象もあり、異国感のインパクトではバンコクに軍配が上がります。初めてだからこそ、少し刺激的な方が思い出に残ります。

3. 観光都市としての強さ
世界中から観光客が訪れるため、ホテルの選択肢や観光客向けのサービスが非常に充実しています。初心者でも行動しやすく、困った時に助けを得やすい環境です。

クアラルンプールについて
ツインタワーをはじめとする近代的な景観や、英語が通じる安心感が強みです。観光の派手さは控えめですが、海外の異文化を体験するという目的であれば十分に満足できる都市であり、むしろ都会好き・安心重視の方には合っています。

好みが分かれるというのが正直なところであり、タイ好きはとことんタイが好きですが、整った街並みが好きな人はクアラルンプールに居心地の良さを感じます。自分がどちらのタイプかを念頭に置き、観光重視であればバンコクという結論です。