モルディブってどうやって行く？東南アジアか中東経由｜ツアーか個人旅行

日本からモルディブ（マレ国際空港）へは、直行便がありません。そのため、アジアや中東の主要都市で乗り継いで向かうのが一般的です。代表的な行き方を紹介していきます。

1. シンガポール経由
航空会社：シンガポール航空
日本（成田・羽田・関空・中部など）→ シンガポール → マレ
所要時間：約12〜15時間（乗り継ぎ時間含む）

2. クアラルンプール経由
航空会社：マレーシア航空、エアアジアX
日本（羽田・成田・関空）→ クアラルンプール → マレ
所要時間：約13〜16時間

3. コロンボ経由
航空会社：スリランカ航空
日本（成田）→ コロンボ → マレ
所要時間：約13〜15時間

4. ドバイ経由
航空会社：エミレーツ航空
日本（成田・羽田・関空）→ ドバイ → マレ
所要時間：約15〜18時間

5. ドーハ経由
航空会社：カタール航空
日本（成田・関空）→ ドーハ → マレ
所要時間：約14〜17時間

乗り継ぎ時間を含めると、全体で半日〜1日程度かかります。モルディブ到着は夜になる便も多いため、リゾートへの移動（スピードボートや水上飛行機）が翌日になる場合があります。

はい。モルディブへの旅行では、東南アジア経由（シンガポール・クアラルンプール）が日本からルートで多く採用されています。

1. 利便性
・シンガポール航空やマレーシア航空は日本各地から直行便がありスムーズ
・モルディブへのフライトも毎日運航されているおり調整しやすい

2. 価格とパッケージ性
・中東経由に比べると距離が短かく料金も抑えられる
・旅行会社のツアーでは東南アジア経由を組み込んだものが標準的

3. 安心感
・東南アジア経由なら乗り継ぎ空港が日本人旅行者に馴染みやすい
・チャンギ国際空港やクアラルンプール国際空港はトランジット環境が充実

スリランカ航空は、日本からモルディブへ行く際の 主要ルートの1つです。知名度はシンガポール航空やエミレーツほど高くないですが、モルディブ旅行では“定番”です。

1. 距離が近い
・コロンボ（スリランカ）からマレまでは約1時間半のフライト
・日本からモルディブへ行く際の最後のひと飛びが非常に便利

2. 運航路線
・成田発 → コロンボ直行便（週数便）
・コロンボでモルディブ行きに接続する

3. 旅行会社が多く採用
・旅行会社のモルディブツアーではシンガポール航空と並んで多い
・モルディブ接続便の座席を旅行会社がまとまって確保しているため

知名度は低いですが、日本からモルディブへのルートとしては昔から定番です。快適さよりコストと直行性を重視する旅行者に選ばれています。

モルディブの首都マレ島は、非常に小さく、人口密度の高い市街地です。写真などでよく目にする「水上ヴィラが並ぶ真っ青な海と白砂のビーチ」は、マレ本島ではなく、離島のリゾートです。

マレ本島
・行政や商業の中心。観光的な魅力はあまりない
・観光客にとってはあくまで「到着・出発の拠点」

リゾート島（一島一リゾート）
・モルディブの象徴的なスタイル
・ひとつの島にひとつのリゾートだけ
・水上ヴィラ、オールインクルーシブなどモルディブ体験ができる

アクセス方法
・マレ国際空港からスピードボートで30分〜2時間
・もしくは水上飛行機で30分〜1時間程度

つまり、写真でよく見るモルディブらしい絶景リゾートは、マレから船や飛行機で移動して初めて体験できるものです。

その通りで、モルディブは他のリゾート地と比べて、個人手配の難易度が高めです。モルディブへのルートを整理していきましょう。

・日本から直行便がないため必ず海外で乗り継ぎが必要
・到着後もリゾート島へ行くには専用の移動手段（水上飛行機など）が必要
・その移動手段は公共交通ではなく基本的にホテル専用の送迎サービス

ホテルと移動手段の関係
基本的にホテルを予約すると、リゾート島までの送迎（ボートや水上飛行機）もセットでホテル側が手配してくれます。予約サイトやホテル公式ページには「Speedboat Transfer 必須」や「Seaplane Transfer 必須」と明記されています。料金は宿泊代とは別にかかることが多く（往復で数百ドル〜）、チェックイン前にホテルと直接やり取りしてフライト情報を伝える必要があります。

実際のところ、日本からモルディブへ行く旅行者はツアー利用が圧倒的多数です。個人手配で行くには難易度が高いですね。

1. 乗り継ぎ必須
・日本から直行便がなく必ずアジアや中東でのトランジットが発生
・慣れていないと乗り継ぎで戸惑う可能性がある

2. リゾートまでの移動
・公共交通はなく各リゾートが専用に用意するボートや水上飛行機を利用
・到着便や時間によっては「マレで1泊」になることもあり調整が複雑

3. 追加費用やルール
・送迎代は宿泊代とは別に高額
・水上飛行機は日没以降運航なしといった制約もある

ツアー利用のメリット
・すべて込み（航空券＋送迎＋リゾート滞在）なので移動で迷うことがない
・旅行会社が責任を持って手配してくれるため安心感が非常に高い

富裕層も自分で手配は少ない
・複雑な予約を自分で行うのは非効率
・そのため旅行会社の高級パッケージツアーを利用
・もしくはカード会社のコンシェルジュに依頼

個人手配は旅慣れた中間層
・自分で好きな航空会社、好きなリゾートを選びたいこだわり派
・面倒でも自分で組み立てる楽しみを重視
・モルディブ旅行でも費用を抑えたい

モルディブ旅行は、離島への移動があり、マレへの到着時刻を考える必要があります。ホテルへその時刻を伝えたり、日付をまたぐ場合は、宿泊日にも気をつけなければなりません。このような事を全てプロに任せられるのが旅行会社のツアーの良いところです。