アジアの三大リゾート地はどこがおすすめ？バリ島｜セブ島｜プーケット

バリ島・セブ島・プーケットには、それぞれの魅力があり、旅行スタイルや好みによって選択が変わります。特徴を見ていきましょう。

バリ島（インドネシア）
・文化と自然が融合した神秘的な雰囲気
・クタ、ヌサドゥアではビーチリゾートやサーフィンが楽しめる
・ウブドでは緑豊かなライステラスやスパ体験が可能
・ホテルは高級リゾートからヴィラタイプまで多彩

セブ島（フィリピン）
・透明度の高い海が魅力
・アイランドホッピング、ジンベエザメと泳ぐツアー、ダイビングなど
・他のリゾートと比べて物価が安価

プーケット（タイ）
・タイ最大のリゾート島
・にぎやかなパトンビーチから静かなカタビーチまで種類豊富
・アイランドホッピングやマリンアクティビティも充実
・ナイトライフも充実でバーやナイトマーケット多数

バリは癒やしと異文化体験をしたい人、セブは安く海外リゾートへ行ける学生に人気、プーケットはエネルギッシュで刺激的な滞在にしたい人に向いています。

「最も本格的なリゾート地」という観点では、バリ島が当てはまります。日本人が求めるリゾート地として整備されています。

バリ島は本格的リゾート
・高級ホテル（フォーシーズンズなど）が進出
・プライベートヴィラ、オーシャンビューなど選べる
・バリ・ヒンドゥー文化が色濃く残っており芸術的な深みがある
・知的な旅や心の癒やしを求める人にも支持される
・長年にわたり世界中の観光客を迎えてきた実績

「本格的リゾートの体験」を重視するならバリ島が一番です。ウブドやヌサドゥアなら「静かなラグジュアリー滞在」「ハネムーン」「癒やしの旅」ができます。

「日本人に合っているリゾート＝日本人旅行者が多い」という見方ができ、その場合、合っているのはセブ島またはバリ島と言えます。

セブ島が合っている理由
・フライト時間が比較的短い（約4〜5時間）
・セブパシフィック航空・フィリピン航空が直行便を運航
・ホテルスタッフやツアー会社に日本語対応が多い
・物価が安くコスパが高い
・子ども連れや学生グループにも人気

バリ島が合っている理由
・ホスピタリティが高く控えめで丁寧な接客
・日本語が話せるスタッフがいる高級ホテル多数
・ハネムーンや女子旅での人気が非常に高い
・30代〜50代の大人世代の日本人観光客に人気

プーケット
・合う人と合わない人が分かれるリゾート
・ナイトライフや欧米的な開放感を好む方には◎
・静かに過ごしたい・人混みが苦手な方には△

「初めての海外リゾート」「安心・安定・コスパ重視」であればセブ島、「落ち着いた大人の滞在」「文化体験や癒やし」重視ならバリ島をおすすめします。

概ねその認識で大丈夫です。バリ島はお金をかけてでも満足度の高い旅をしたい人に、セブ島は手頃な価格で南国気分を味わいたい人に向いています。

高級志向なら → バリ島
・世界的な高級ホテルブランドが多数進出
・美しいヴィラやインフィニティプール付き宿泊施設が豊富
・スパ、ヨガ、瞑想など大人向けの癒やし系アクティビティも充実
・建築やインテリアも洗練されていて滞在自体が旅の目的になるレベル

コスパ重視なら → セブ島
・ゾートの宿泊費・食事・交通費など総じて安め
・海の透明度が高く費用以上に「南国リゾート感」を味わえる
・セブ発のオプショナルツアー（アイランドホッピングなど）が安価
・日本から近く直行便のLCCもある

特にホテルはバリ島とセブ島で差があり、高級ホテルの充実はバリです。一方、セブは中級ホテルでも十分満足できます。

全般的にそれほど心配する必要はありません。ただし、「フィリピンは治安が悪そう」という印象を持っている人もいるでしょう。それぞれの治安についてまとめていきます。

バリ島
・治安評価：比較的良好
・観光客に対する犯罪は少なめ
・地元の人々は信仰心が強く穏やかで礼儀正しい
・観光エリアは警備体制もしっかりしている
・バイクの交通マナーは悪く交通事故には注意

セブ島
・治安評価：場所によって差が大きい
・セブ島の観光エリアは比較的安全
・ホテルや空港、ショッピングモールには警備員が常駐
・セブシティ中心部や夜の一人歩きは避けるのが無難
・スリ・置き引き・ぼったくりタクシーがある
・送迎付きのツアーを選ぶのがおすすめ

プーケット
・治安評価：概ね良好だが一部注意
・タイ全体として旅行者に優しく治安も比較的安定
・パトンビーチ周辺の夜は酔った観光客やスリに注意
・タクシーのぼったくりツアーの料金トラブルなどは時々あり

治安を気にするならバリ島またはプーケットが安心です。セブ島は「送迎付きのホテル」や「大手旅行会社のパッケージツアー」を選ぶと安心感が大幅にアップします。

私ならバリ島を選びます。理由は、ビーチだけではない本物のリゾート体験ができるからです。

多彩なバリの顔
バリ島は単なる「ビーチでのんびり」だけで終わらず、朝は海辺でヨガ→昼はウブドの棚田や寺院めぐり→夜は海辺のディナーや伝統舞踊鑑賞といった体験の幅が広いです。絶景スパや、森に囲まれたヴィラなど、「こんな非日常があるのか」と感じられる空間が至る所にあります。忙しい日常とギャップのある「精神的に癒やされる旅」ができるのが、他にはない魅力です。

完成されたリゾート
何度もリゾート体験をしていると「ただ海がきれいなだけ」では物足りなく感じることがあります。その点、バリ島には、洗練されたラグジュアリーホテル、レベルの高いレストランやカフェ、、現地の文化とのふれあいといった要素が揃っており、「観光慣れした大人でも心から満足できる構成」になっています

どんなスタイルでも対応できる柔軟性
バリ島は広く、エリアごとに雰囲気が異なります。ウブドなら文化と癒し、スミニャック・チャングーならおしゃれカフェやサーフカルチャー、ヌサドゥアなら高級リゾートが集まるといったように、同じ島でも目的に応じてプランを柔軟に組めるのが魅力です。

バリ島は、滞在の質が優れており、精神的な満足感も得られます。一度の旅行で心も体もリセットしたいときには、やはりバリ島がおすすめです。