パリへ行くなら日系とエールフランスどちらがいい？JAL｜ANA｜エールフランス

日系航空会社（JAL/ANA）とエールフランスのどちらが良いかは、何を重視するかによって変わります。それぞれの特徴をまとめていきましょう。

日系のメリット
ー機内アナウンス・エンタメが全て日本語対応
ーきめ細やかなサービス
ー時間通りの運航が多く定時性に優れている
ー遅延やトラブルが比較的少ない

エールフランスのメリット
ー日系より便数が多く出発時間に柔軟
ー雰囲気や機内食、接客など本場のフランス気分を味わえる
ー運賃が日系よりも安いことが多い
ー到着先のパリでの乗り継ぎがスムーズ

初めてのヨーロッパ旅行や、あまり英語に自信がないのであれば、日系がおすすめです。逆に、旅の最初からフランス気分を味わいたいなら、エールフランスが良いでしょう。

はい、パリまでのフライトは直行便でも約12〜13時間と長いため、快適性を重視することはとても大切です。

ポイント
ー長時間フライトでは座席の広さや足元スペースが大事
ー日系なら日本人に合った食事とエンタメ(映画など)を提供
ー日系なら客室乗務員に日本語で頼める
ー機内の清掃状態とトイレの清潔感も重要

長時間フライトでは、ちょっとした接客の差や清潔感、静けさが積み重なって体の疲れや気分に大きく影響します。これらの点では日系航空会社（JAL・ANA）が勝ります。

エコノミークラスにおける総合的な満足度は、日系（ANA・JAL）の方が高いという評価が多いです。


「長時間フライトをできるだけ快適に過ごしたい」「日本語が通じる方が安心」「細やかなサービスを求める」場合は、日系がおすすめです。「現地感重視」「価格が安ければOK」なら、エールフランスも選択肢になります。

プレエコにおいても日系の満足度は非常に高く、特に快適性と日本語対応においては日系に軍配が上がることが多いです。ただし、エールフランスも一定のレベルを保っており、好みによって選び分けができます。


JAL/ANA プレエコ
「ビジネスクラスに近い快適さだった」
「隣の席との距離感がちょうどよく、落ち着いて過ごせた」
「スリッパが地味にありがたい」

エールフランス プレエコ
「雰囲気は良かったけど、期待ほどではなかった」
「機材によっては古さを感じた」
「他社のプレエコと比べると中間くらいの印象」

プレエコを使うなら、日系の方が「差額を払う価値がある」と感じる方が多いというのが実情です。

確かに、日系との比較では「安心・快適・丁寧さ」の面で日系が強いため、どうしてもエールフランスが見劣りして見えてしまいます。ですが、エールフランスにも日系にはない魅力やメリットはしっかりあります。

エールフランスのメリット
・旅の始まりからフランス気分
・機内の雰囲気やアナウンスで早くフランスを感じられる
・食事もチーズやバゲット、ワインなど本場フランスの味が楽しめる
・フランス国内の接続が非常にスムーズ
・日系よりも割引運賃が出やすく価格重視には良い
・プレエコも日系より安く出ていることが多い
・出発空港が羽田に加えて関空も選べる
・フランスへ行く時でもなければエールフランスに乗る機会はない

いつもと同じで安心なのが日系なのに対して、エールフランスはいつもと違う、乗る機会が生涯何度もないのがポイントです。違う体験に魅力を感じたり、安さや便数ではエールフランスが優位です。

これは難しく「快適性」か「利便性」か、どちらを優先するかで判断が分かれますが、基本的には直行便のエールフランスを使うことをおすすめします。移動の手間がなく、所要時間も短く、総合的なストレスが少ないです。

関空発エールフランスのメリット
・羽田移動は時間と体力、そして手間がかかる
・長距離フライト前後はできるだけ移動を減らしたい
・特に帰りは長時間フライトが終わってもまだもう一行程ある
・乗り継ぎがない分ロストバゲージや乗継失敗のリスクも避けられる
・最低限の英語が使えれば困ることはほとんどない
・日本の航空会社だと「旅立ち感」より「日常の延長」になってしまう
・出張ではなく観光なら「非日常」を求める人が多い

出発地が関西で、行き先がパリなら、AF直行便のシンプルさは何より強いです。特にヨーロッパなら、着いてそのまま行動する人は少なく、日系を使ったとしても結局はホテルで休憩するので同じです。

私がパリへ行くなら、日系航空会社を選びます。JALかANAかは好みの問題なので省きますが、日系とエールフランスを比較した場合はそうなります。

1. 長時間フライトは快適性が最重要
パリまでのフライトは約13時間。その時間を快適に過ごせるかどうかが旅の質に直結します。日系の座席は広めで柔らかく、日本人の体格や感覚に合っており、また食事も日本人の味覚に寄り添っており胃が疲れにくいです。

2. 言語・接客のストレスゼロ
日系ならすべて日本語で完結できるため、食事の希望や困ったこともすぐに伝えられます。機内アナウンスや表示も日系ならすべて日本語で、13時間の中で感じる心理的負担が段違いです。

3. サービスのレベルの高さ
日系は、「水のおかわりが自然に出てくる」ような細やかさがあります。AFもフランス流のスマートな接客が魅力ですが、日本人にとってはややドライに感じられることも多いです。

4. 帰国便の安心感
帰国時、日本語で迎えられる安心感は格別です。海外で疲れた身体で乗る日系便は、まさに“空飛ぶ日本”と言えます。

逆にエールフランスを選ぶ場合
ー関空利用なら直行便で優位
ー英語やフランス語でのやりとりに抵抗がない
ーいつも日系を利用しているので違う航空会社を使いたい
ー旅費を抑えたい

これらをすべて踏まえ、長時間フライトを快適に、安全に、ストレスなく過ごしたいなら「日系」を選ぶ価値は非常に高いと私は判断します。