ハワイの有名ホテルはどこがおすすめ？大型のヒルトン・シェラトン・ハイアット

客室数が多く、ツアーなどでよく使われる定番の大型ホテルは以下のようになっています。

ヒルトン・ハワイアン・ビレッジ・ワイキキ・ビーチ・リゾート
・客室数は約2,860室
・ホノルル最大、ハワイ州全体でも最大級のホテル
・5つのタワー（レインボー、タパなど）を有する巨大リゾート

シェラトン・ワイキキ
・客室数は約1,600室
・ワイキキ中心の大型ホテル
・日本人旅行者が非常に多く団体ツアーにも定番

ハイアット・リージェンシー・ワイキキ・ビーチ・リゾート＆スパ
・客室数は約1,230室
・ワイキキビーチ沿いデューク像の目の前
・観光・ショッピングに好立地

アラモアナ・ホテル・バイ・マントラ
・客室数は約1,100室
・アラモアナセンターに直結する利便性の高いホテル
・ビジネス・観光両方に人気

これらのホテルは、設備が整っており、日本語対応スタッフがいる場合も多く、初めてのハワイでも安心して利用できます。特にヒルトン・ハワイアン・ビレッジは他を圧倒して最大です。

大手チェーンに絞って、それぞれの特徴・雰囲気・立地・おすすめポイントを見ていきましょう。

ヒルトン・ハワイアン・ビレッジ
特徴：ホノルル最大級の大型リゾート。5つのタワーが立ち一つの村
雰囲気：賑やかでアクティブ、ファミリーやグループ向け
立地：ワイキキの西端に位置しアラモアナにも近め

ポイントは、金曜の花火イベント、充実したプール・ショップ・レストラン、そしてビーチ直結です。ツアー客にも個人旅行にも人気があります。

シェラトン・ワイキキ
特徴：ワイキキ中心部の海沿いに建つ高層ホテル
雰囲気：高級感もありつつカジュアル。日本人の利用が非常に多い
立地：ロイヤル・ハワイアン・センターのすぐ裏で超好立地

ポイントは、インフィニティプールや大人専用プールからの景色が絶景であること。JTB、HIS、JALパックで定番のホテルなので利用しやすいです。

ワイキキ・ビーチ・マリオット
特徴：2020年代に客室・ロビーをリニューアル済み
雰囲気：比較的静かで落ち着いた大人向け。モダンで清潔感がある
立地：ワイキキの東側、カピオラニ公園寄り。クヒオビーチがそば

ポイントは、近年改装されて新しくなった客室。設備や家具が現代の物に更新されています。サーフィンやダイヤモンドヘッド散策にも便利です。

ハイアット・リージェンシー
特徴：2つの円柱型高層タワーが目印
雰囲気：開放的で国際色豊か。家族連れからカップルまで人気
立地：デューク・カハナモク像の目の前という超一等地

ポイントは、ビーチがすぐそば、ホテル内にABCストア、レストラン、スパがあること。立地と利便性のバランスが非常に良いホテルです。

どのホテルも良い立地にありますが、1番便利なのはシェラトンです。次いで、観光にもビーチにも適度に近いハイアットが続きます。ランキング化して詳しく見ていきましょう。

1位：シェラトン・ワイキキ
立地：★★★★★（超好立地）
ワイキキのど真ん中にあり、ロイヤル・ハワイアン・センターのすぐ裏。ビーチへのアクセスが良好で、ショッピング・レストランも徒歩すぐ。買い物・街歩きを重視する人には特に向いています。

2位：ハイアット・リージェンシー
立地：★★★★☆（中心地寄り）
カラカウア通り沿いでデューク像の目の前という分かりやすい立地にあり、ショッピングやバス移動にも便利。ビーチも街歩きも両方楽しみたい人に向いています。

3位：ワイキキ・ビーチ・マリオット
立地：★★★☆☆（ワイキキ東側）
クヒオビーチやホノルル動物園に近い静かなエリア。中心からは少し歩きますが、その分周辺は落ち着いた雰囲気です。静かに過ごしたい人、朝の散歩を楽しみたい人に向いています。

4位：ヒルトン・ハワイアン・ビレッジ
立地：★★★☆☆（ワイキキ西端）
敷地内に何でも揃っていますが、ワイキキ中心地へは徒歩15分程度かかります。逆に、アラモアナ方面には近いです。ホテル内でゆっくり過ごしたい人、アクティブな施設重視の人に向いています。

地図で見ると確かに「ヒルトン・ハワイアン・ビレッジ」はワイキキの中心部からやや西に外れていて、ワイキキビーチからも少しズレて見えますね。ですが、多少離れていても不便とまでは言えない立地です。

ワイキキ中心から約15分
ー日中は観光客で賑わう通りを歩くのでハワイらしい雰囲気
ーただし、暑い日・買い物帰り・子供連れの場合は少し疲れる距離

ビーチに面している
ーデューク・カハナモク・ラグーンとその先に広いビーチがある
ーワイキキビーチから少しズレているが海沿いでビーチも楽しめる

ホテル内で完結する
ー敷地内にABCストア、レストラン、スタバ、プール、ショップなど多数
ーホテルの外に出なくても楽しめるのがヒルトンの強み
ー特にファミリーや高齢者連れの方には便利

デメリット
ー「ワイキキの賑やかさ」「観光の拠点としての便利さ」では劣る
ーバス停はあるが主要なバス路線を使うには少し歩くことも

買い物・街歩き中心の旅行ならやや不便ですが、ビーチへのアクセスやリゾートらしい過ごし方をしたいならおすすめです。

この中では、シェラトン・ワイキキが特に日本人に向いています。理由は、日本人利用者が非常に多く、日本語対応スタッフや日本語サービス（案内・パンフレットなど）が充実しています。

旅行会社のパッケージツアーでも定番のホテルとして使われており、初めてのハワイ、家族旅行、日本語対応を重視するならシェラトンです。

ヒルトンやシェラトンなどの大型有名ホテルに泊まるメリットとデメリットをまとめていきましょう。

信頼感・安心感がある
・世界的なチェーン運営で一定以上の水準
・清掃や安全面、トラブル時の対応も安心
・日本語対応スタッフや日本語案内があるホテルも多い

立地・アクセスが良い
・ワイキキ中心部やビーチフロントなど観光や買い物に便利
・ヒルトンのように「敷地内で全てが完結する」場所もある

施設が充実している
・プール、ジム、スパ、レストラン、ショップなど多彩
・特にヒルトンやシェラトンはリゾート気分を味わうのに最適

日本人利用者が多い
・日本人観光客に慣れており食事・サービスの対応が柔軟
・利用した人の口コミや旅行記が豊富で情報が得られる

デメリット
ー料金が高め
ー人が多くて混雑しがち
ー団体・ツアー客が多い
ーラグジュアリー感には限界がある

このようにハワイらしい滞在ができるので、初めてや英語が不安な人、子供を連れた家族旅行、卒業旅行など、多くの人に向いています。

私がホノルルに泊まるならシェラトン・ワイキキを選びます。

立地と利便性のバランスが良い
ワイキキの中心ど真ん中で、ロイヤル・ハワイアンセンター、インターナショナル・マーケットプレイス、DFS跡地の新施設など、すべてが徒歩圏内にあります。バスやトロリーの乗り場もすぐ近く、観光・買い物・外食の拠点として最強。海もすぐ目の前で、ビーチへのアクセスが抜群です。他のホテルだと、ヒルトンは少し離れていて街歩きがやや不便、ハイアットは中心だが通り沿いで落ち着きに欠ける印象です。

施設が充実しつつ混雑が酷くない
ヒルトンほどの巨大さはないですが、適度なスケール感が魅力です。プールは「大人向けのインフィニティ」と「家族向けのファミリープール」に分かれていて使いやすく、スライダー付きなので子供連れにも十分満足できる設備です。ヒルトンほどにぎやか過ぎず、マリオットよりもリゾート感がある。ちょうど中間でバランスが良いです。

日本人にとって安心・快適
日本人スタッフ常駐で日本語表示も多め。ツアーでも定番なので、フロントや設備も日本人対応に慣れています。やはり、日本語の館内案内があるのは旅行初心者にありがたいですね。「初めてハワイに行く人」にも、「何度目かだけど失敗したくない人」にもちょうどいいホテルです。

それぞれのホテルに特徴がありますが、立地・安心感・設備・景観・バランス感のすべてを求めるなら、シェラトン・ワイキキが最も優れています。