ハワイへ行くならハワイアン航空orデルタ航空？アメリカ系で行くホノルル比較

ハワイアン航空とデルタ航空のどちらが良いかは、何を重視するかによって変わります。それぞれの特徴をまとめていきましょう。

ハワイアン航空
◯ハワイらしさを感じられる機内体験
◯機内食や音楽、クルーの雰囲気など「ハワイに来た！」という気分
◯日本各地から拠点のホノルルへ
◯ハワイ諸島内の移動（マウイ島、ハワイ島など）が充実
☓エンタメが少なめ（日本語対応の映画が少ないことも）
☓提携アライアンスがなく他社との乗り継ぎにやや不便

デルタ航空
◯アメリカ系の中では比較的サービスが安定している
◯羽田のラウンジが充実(上級クラス利用者)
☓ハワイらしさは薄め

ハワイ気分を満喫したい／離島にも行く → ハワイアン
プレミアムエコノミーが使いたい → デルタ

ハワイアン航空 vs デルタ航空」の比較は、どちらもアメリカ系・時間帯も近い・サービス水準も極端な差はないため、選ぶ決め手がわかりにくくなりがちです。

・プレエコ狙い → デルタ（プレミアムセレクトは広く快適）
・ビジネスクラス利用 → ハワイアン（シートなら新しく快適）
・ハワイ感重視／離島に行く → ハワイアン
・価格重視／マイルなどの都合 → 状況次第で両者比較

プレエコ狙いならデルタが良く、ビジネスクラスは旧型であれば大きな差はありませんが、787の新型ではハワイアンが上回ります。

その通りで、2025年時点での羽田〜ホノルル線のハワイアン航空 vs デルタ航空は、「どちらが明らかに優れている」というよりも、限られた選択肢の中で“どちらがまだマシか”という比較になってしまうのが現実です。

ハワイアン航空：A330
・旧型機材シートピッチやモニターも必要最低限レベル
・ビジネスクラスは2-2-2配列
・ハワイらしさや雰囲気があるのが最大の魅力

デルタ航空：767
・機材の古さが最大の弱点
・ビジネスクラスは1-2-1配列だが古さを感じる
・プレミアムセレクト(プレエコ)はしっかりしている

現状は「低空飛行の比較」
・どちらも最先端の機材や最新サービスが提供されていない
・機材で選ぶと「どっちも積極的に推せない」
・ハワイの雰囲気をとるか、プレエコの座席をとるかという判断

今後期待されるポジティブ要素
・ハワイアンの787は既に導入が始まっている
・LAX線などから投入され羽田線も今後導入される可能性あり
・最新のシート・Wi-Fi対応・静音性に期待
・デルタのA350は日本路線でも実績あり
・今後の需要や競合状況に応じてホノルル線への投入も可能性あり
・フラッグシップ機であり導入されれば一気に快適度アップ

現状、“どちらがまだマシか”という低いレベルでの選択ですが、今後ハワイアンのB787やデルタの新機材が入れば、ようやくポジティブな意味での差別化・魅力的な選択肢が生まれる見込みです。

私がハワイへ行くなら、ハワイアン航空を選びます。機内の雰囲気はハワイアンがリードしており、特に家族旅行であれば大きな意味を持ちます。

ハワイアンの雰囲気
搭乗した瞬間から流れるハワイアン音楽、クルーの服装・言葉遣い・ハワイ語のアナウンス。それらを体験すると「ああ、ハワイに行くんだな」という高揚感が自然と湧いてきます。旅行の始まりと終わりにしっかり“ハワイらしさ”で包まれるという体験価値は、価格や機材以上に記憶に残るものです。

ハワイ＝“気分”も旅の一部
ヨーロッパやアメリカ本土への旅行とは違って、ハワイは「リラックスした雰囲気を楽しむ旅」なので、航空会社選びにも「快適さ」だけでなく「気持ちよさ」が大事になってきますね。

デルタの唯一の武器はプレミアムセレクト
プレミアムセレクトは確かに快適ですが、ビジネスクラスほどの快適さではないです。一方で、ハワイアンのビジネスクラスがセールなどで少し安く出る場合、快適性・雰囲気の総合点ではハワイアンに軍配が上がります。

どちらも機材が古いので、「旅の雰囲気・機内文化・機材構成」で一歩リードしているハワイアンを選びました。特に家族旅行であれば、ハワイアン航空の“雰囲気”はかなり価値がある選択肢です。