フィリピン航空の評判・口コミ・格付け評価｜各クラスの設備紹介

フィリピン航空は、フィリピンのフラッグキャリアであり、東南アジアの中では中堅に位置する。日本へは主要空港に就航しており、基本的にはマニラ中心だが、時期によってはセブ便も設けられる。観光はもちろん、出張や駐在などビジネス需要、そして留学でも利用されている。

格付け機関では4スターの評価を受けており、東南アジアの中では比較的高い水準にある。一方で、日本人からの評価はHISで2.8を付けて、機材の古さなどが言われている。

日本~フィリピン間は、主に小型機で運航される。他の東南アジアの大手は中型機以上を投入しているので、4時間程度のフライトとしてはレベルは落ちる。A350や777-300ERなどの良い機材もあるが、ほとんどがアメリカ便に使われるので、アジア圏内で利用できる機会は稀だ。

日本からフィリピンへは主にA321が使われている。時期によってはA350やA330の投入もあるが、基本的には小型機という認識がよい。ビジネスでも2-2配列なので物足りなさはあるだろう。

マレーシア航空のビジネスクラスは中型機と小型機で内容が異なる。中型機なら1-2-1配列の独立型シート、もしくは2-2-2配列となっており、写真はA350の最も良いシート。

日本線に多く入る小型機は2-2配列で、こちらはその中でも新しいA321neoのビジネスシート。

背面がシェルになっており、フルフラットにもなるなど小型機としては悪くない。ただし、日本線に多く入るA321はこれよりも古く、座席間隔も狭いなど評価は優れない。

中型機など一部の機材にはプレミアムエコノミーが設置されている。日本からはあまり利用できる機会はないが、もし入れば4時間程度のフライトも快適に移動することができる。

日本に多く入る小型機のエコノミーは3-3配列。A321neoであればパーソナルモニターなどもあり悪くない設備だが、A321になるとシンプルな設備かつ狭さや古さで評価は優れない。

出張や観光なら大都会のマニラ、バカンスや留学ならリゾート地のセブと、路線によって利用者層が分かれており、様々な楽しみ方ができる。フィリピン航空はそんな2つを拠点にしているので、日本出国から海外気分を味わいたい人にはうってつけ。

航空券だけであればサプライスでマニラ行き航空券を購入するのがおすすめ。HISが海外航空券に特化したサイトなので安心安全であり、取扱手数料の上乗せは基本的にないのでリーズナブル。ただし、ホテルに関しては自分で別途予約する必要があるので、旅慣れている人向けといえる。

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